
共に民主党のイ·ジェミョン代表が偽証教師容疑の1審裁判で無罪を言い渡された。
ソウル中央地裁刑事合議33部(金ドンヒョン部長判事)は25日に開かれた李代表の偽証教師容疑1審判決公判で、「防御権の程度を抜け出したとは考えにくい」とし、すべての容疑に対して無罪を言い渡した。 イ代表の偽証教師疑惑に対する今回の1審宣告は昨年10月、検察が起訴して以来13ヶ月ぶりだ。
偽証の疑いで一緒に裁判に付された故キム·ビョンリャン前城南市長の秘書キム·ジンソン氏には、一部有罪で罰金500万ウォンが宣告された。
この日の裁判は2019年当時、京畿道知事だったイ代表の公職選挙法違反(虚偽事実公表)裁判でキム氏が偽証をし、これをイ代表が教唆したという疑惑に関するものだ。
1審裁判所は「イ代表はキム氏が記憶したり同調する状況に対してだけ証言を要請したと見られる」とし、「これはキム氏が記憶する内容に対する確認方式の通常的証言要請と大きく違わないので偽証を要求したと見ることは難しい」と判断した。 続けて「イ代表が弁論要旨書を確認させたことが常識に反したり公職選挙法違反事件の被告人として行使できる防御権の範囲を抜け出したとは見難い」として「このような事情だけでイ代表がキム氏に偽証を教唆したと見ることはできない」と明らかにした。
宣告後、イ代表は「真実と正義を取り戻してくれた裁判所に感謝申し上げる」とし、「互いに殺して踏む政治ではなく共存し共に行く政治をしてほしい」と話した。
検察は1審判決に直ちに控訴する意向を示した。
イ代表は15日、公職選挙法違反疑惑1審で議員職喪失刑に該当する懲役1年、執行猶予2年を宣告されたが、この日は無罪判断を受け「1敗後1勝」をおさめることになった。
李代表と民主党は公職選挙法の2審裁判に集中し、残りの司法リスクに対しても正面突破を試みるものとみられる。
国民の力のハン·ドンフン代表はこの日、フェイスブックを通じて「偽証した人だけが有罪であり、偽証教師をした人は無罪という判断を納得し難い」と話した。
[パク·ミンギ記者/カン·ミヌ記者/ソ·ドンチョル記者]