
科学技術情報通信部は27日、ソウルの韓国科学技術会館で三星(サムスン)電子、SKハイニックス、DBハイテックと共に半導体先端研究と技術事業化の先導のための了解覚書(MOU)を締結したと発表した。
今回の協力の核心は半導体公共ファブ連係プラットフォームである「モアファブ」だ。 昨年3月に始まったモアファブは、国内半導体公共ファブ機関6ヵ所と連携し、研究者と企業が先端装備をより簡単に活用できるよう支援するプラットフォームだ。 機関別に運営していた国家半導体ファブサービスを1ヵ所に集めてワンストップで提供するという趣旨だ。
半導体ファブ施設のない企業と研究員もモアファブに依頼すれば、自分が研究した半導体を製造することができる。 現在、半導体公共ファブはナノ総合技術院、韓国電子通信研究院、大邱慶北科学技術院などにある。
3社はモアファブに12インチの先端工程装備などを支援し、半導体技術とファブ運営に対するコンサルティングを提供する。 今回の協力を通じて一般研究者たちは先端研究装備に簡単に接近できるようになり、中小ベンチャー企業も半導体設計力量を引き上げることができるという期待が出ている。
[チェ·ウォンソク記者]