
柳承敏、第42代大韓体育会長が公式就任式を通じて、現場型中心会長になると誓った。
27日午後、ソウル龍山区(ヨンサング)のグランドハイアットソウルグランドボールルームで、体育団体、政府、国会、地方自治体の関係者など800人あまりが参加した中、42代体育会長の就任式が行われた。 最近、嶺南地域の山火事であちこちで被害が発生し、就任行事は簡素化して行われた。 犠牲者を哀悼する式典の黙祷をはじめ、祝賀公演と乾杯の申し出のない晩餐が続き、祝賀花輪の代わりに米の寄贈を受け、山火事被害地域の被災者のための救護·復旧支援に使うことにした。
柳会長は就任演説で、「聞いて、感じて、動く会長になる。 机の上から出てくる報告書ではなく、運動場、体育館、会議室など現場から出てくる生々しい声に耳を傾ける」と誓った。 彼は「体育界が色々な葛藤と事件によって深い悩みと試験台に立っているが、この危機を変化の機会にする」とし、選手と指導者が各自の役割に充実できるよう漸進的な変化を図ると約束した。 また、2036年の全羅北道(チョンラブクド)特別自治道夏季五輪誘致に対する強い意志を明らかにした。
この日、体育会史上初の女性事務総長になったキム·ナミ総長は「重大な責任感を抱いてきた。 体育関係者が一緒に手伝ってくれれば、体育会の発展に良い結果が出るだろう」と感想を述べた。 卓球国家代表出身の金テクス鎮川国家代表選手村長は「選手たちに自由を与えるものの、競技力だけは世界最高に導く」と約束した。
[キム·ジハン記者]