![機長がパスポートをなくしたため、フィリピンから国内に入国しようとしたアシアナ航空の旅客機が15時間以上遅延する事態が起きた。 [写真=chat GPT生成器]](png/news-p.v1.20250328.22f784aa5b394555a04c9cb3e8a9c3c1_p1-2.png)
機長がパスポートをなくしたため、フィリピンから国内に入国しようとしたアシアナ航空の旅客機が15時間以上遅延する事態が起きた。
28日、航空業界によると、同日午前1時35分(現地時間)、フィリピン·クラーク発仁川(インチョン)行きのOZ708便の旅客機が出発を準備していたところ、機長がパスポートを紛失し、出国できなくなった。
機長は所持品と周辺をくまなく探したが、パスポートは見つからなかった。
アシアナ航空は、代替機長を現地で送ることにし、該当便の出発を15時間20分遅らせた午後4時55分に変更した。
航空機に搭乗する予定だった乗客135人には、空港近くのホテルに移動するよう案内し、宿泊を提供した。
アシアナ航空は「お客様にご不便をおかけした点について謝罪申し上げる」と話した。
運航乗務員がパスポートを紛失して航空便が遅延することは全世界的に時々発生する。
先立って22日には米国ロサンゼルス(LA)発中国上海行き米国ユナイテッド航空旅客機が約2時間飛行しサンフランシスコに緊急回航した。
当該旅客機の機長がパスポートを誤って置いて出発したのだ。
2019年9月にはベトナムのホーチミンから出発して仁川空港に来ようとしたティーウェイ航空機が機長のパスポート紛失で11時間ほど遅れた。